サンファーム法養寺のお米
おいしい甲良米
滋賀県甲良町では水稲を鈴鹿山脈の清らかな水で育てています。
昔から「甲良米」はおいしいお米として周知されており、消費者の方から高い評価をいただいています。
さらに現在では美味しくする工夫として、水田に「バイオ炭」と家畜糞堆肥を投入しています。
そのため、サンファーム法養寺ではお米のおいしさをあらわしている「食味値」を常に高いレベルで維持し続けています。平成27年9月から3か月間、当法人が生産する「みどり豊」がANA(全日空)国際線の機内食に採用されました
大型スーパーとの契約
平成24年に「甲良集落営農連合協同組合」を結成しました。
連合組合を結成することでお米の生産量が安定し、大型スーパーと契約をすることが可能になったことで大々的な販売をすることが出来るようになりました。
販売先の要望から現在は「コシヒカリ」を中心に栽培しています。
連合組合は集落同士がそれぞれお米を栽培していますので、味の統一のために確約を設けるなど組合内で工夫してお米を育成しています。
現在の主な販売先は、名古屋市内のスーパーが50%、レストラン・弁当屋など25%、集落内個人販売25%です。
新たな挑戦
最近では「コシヒカリ」から選抜された「みどり豊」を2ha栽培しています。
こちらの品種も「コシヒカリ」に負けず劣らずの美味しさで、大変好評をいただいています。
コシヒカリ
美味しいお米の代表とも言われている品種です。
比較的に栽培しやすいといわれており、人気もあるのでサンファーム法養寺でも主として栽培しています。
スーパーに「甲良米」として販売しているのもこの品種です。
お米そのものにしっかりとした旨みと粘りがあり、炊き立てのツヤは抜群に美しく、さらに冷めてもおいしいことが特徴です。
旨み・粘り・香り・見た目・柔らかさ、どれをとっても優秀なお米といえます。
お米自体の旨みがしっかりしているので、ご飯そのものの美味しさを味わうにも最適です。
コシヒカリ特有のお米のしっかりした味と強い粘りは、濃い味のおかずと相性が良いといわれています。
みどり豊
「みどり豊」とは滋賀県で試験栽培を行っていた、コシヒカリの突然異変から誕生した品種です。
栽培する際の環境の適応性は、コシヒカリを超えるといわれています。
コシヒカリに比べると2週間以上晩生で、出穂期間が1週間ほど長いです。
このため、夏場の高温による品質低下の影響を受けにくくなっています。
背の高さはコシヒカリよりも10cmほど高く、1穂の籾数も多いです。
おいしさをあらわす食味値はコシヒカリを超えると言われており、味はやや粘り強く、粒が大きいのが特徴で冷えても美味しいので、おこわやおにぎりにも最適です。
劣化のスピードが遅く、長期間美味しさが保たれます。
コシヒカリを求める人が多いですがみどり豊を勧め食べていただくと、次から「みどり豊が欲しい!」といってくださる方も増えています。