栽培作物

サンファーム法養寺で作るおいしい工夫

 

バイオ炭の使用

甲良町内で製造している「バイオ炭」を肥料として使用しています。
農作物に「炭」を施用する効果は多く認められていますが、サンファーム法養寺では「土の有用微生物の増殖効果」を最大の目的として使用しています。
お米の栽培では水田10アールあたり、バイオ炭を0.5m2と家畜糞堆肥1m2を投入することを絶対条件としています。
そのことからか、以前から出品を続けている「米・食味分析鑑定コンクール」では、バイオ炭を使用してから食味値の評価が高くなりました。バイオ炭の施用効果が裏付けられます。

 

家畜糞堆肥の投入

バイオ炭とあわせて「家畜糞堆肥」の施用も行っています。
家畜糞堆肥を使用するのは、バイオ炭が増殖した微生物を養うためです。
炭や堆肥の投入作業は人力では無理なため、マニュアスプレッダーを他の集落営農組織と共同投入して使用をしています。

 

乳酸醗酵と竹粉

サンファーム法養寺では甲良町内で製造した竹粉も肥料として使用しています。
この竹粉は孟宗竹(モウソウチク)を粉砕し、乳酸菌と混合して密閉管理して乳酸発酵させたものです。
土壌改良剤として使用すると乳酸菌の力で野菜の甘みや葉物の育ちが良くなるため、法養寺では食味を向上させる取り組みとして使用しています。
法養寺でとれたトマトやイチジクなどの農産物が「おいしい!」と高い評価を受けている理由のひとつに、この竹粉の効果があります。

 

直接販売重視

サンファーム法養寺では新鮮な野菜や果物を皆さんに食べていただくため、スーパーやレストランなどに直接商品を卸しています。

米   :名古屋のスーパーを始め彦根市内のレストラン、弁当屋、学校給食
黒豆  :黒大豆を黒豆茶製造業者に販売
トマト :近隣直売所と名古屋のスーパー
イチジク:彦根、長浜市内3スーパーと近隣直売所
木イチゴ:近江八幡・守山市内の有名ケーキ屋