栽培作物

サンファーム法養寺の黒豆

 

小麦跡の利用

転作に小麦を栽培することは一般的ですが、小麦跡を放置している農家さんも多いのではないでしょうか。
6月に刈り取ってからから次の播種まで小麦跡は遊んでしまいます。
サンファーム法養寺では「小麦跡のままで畑を遊ばせるのはもったいない!」と思い、刈り取った後の畑で黒豆(以前は大豆)の転作を行っています。

 

 

転作の工夫

_黒豆以前は小麦の収穫が終了すれば地主に返還していましたが、そうすると小麦の播種までに2~3回雑草対策の除草耕耘が必要となってしまいます。
除草耕耘だけだと収益が無い作業となりもったいないので、営農組合が地主さんから引き続き借地して大豆を転作することにしました。

 

 

大豆から黒豆へ

集落営農を発足してから大豆栽培を継続していましたが、平成26年産からは黒豆茶製造業者から要請もあった事もあり、栽培していた大豆をすべて黒豆に切り替えました。
大豆と栽培は全く同じで、コンバインでの収穫も可能。切り替えるのに手間も費用も掛かりませんでした。
黒豆は大豆よりも買い入れ単価が高く、今後は更に単価の高い「丹波黒」栽培の拡大をしていく予定です。

 

 

黒豆茶

_黒豆茶3サンファーム法養寺で栽培した黒豆は、主に黒豆茶に加工されています。
甲良集落営農連合協同組合としても黒豆茶販売をしており、ティーパック状にし手軽に飲めるようにしています。
黒豆茶には体にいい栄養や効果が多く、香ばしくて飲みやすいため最近注目されています。

  • イソフラボンや食物繊維、ビタミンが多く含まれている
  • 美肌、肌荒れ予防、アンチエイジング効果が期待できる
  • ブドウ糖の吸収を抑えるサポニンが含まれるため肥満予防やダイエットにも効果的、疲労を回復する大豆ペプチド含有